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座りっぱなしで肘や膝が伸びにくくなる理由と、予防のコツ

座っている時間が長い生活では、どうしても肘や膝を曲げた状態で過ごす時間が長くなりがちです。

特に車いす生活では立ち上がる機会が少ないため、手や足を伸ばして過ごす時間が減ってしまうことがあります。

その時の姿勢を思い浮かべてみましょう。

座っていると多くの場合、手をひじ掛けやテーブルの上、または太ももの上に置くことが多くなります。
この時、肘は曲がった状態になりやすいです。

立ち上がって歩く機会がある場合は、腕を下げて肘も伸びる時間が自然に生まれます。
一方、座ったままの生活が続くと、腕を伸ばす時間は就寝時くらいになってしまうこともあります。就寝時も、腕を伸ばした姿勢が続かない方は少なくありません。

こうした状態が長く続くと、次第に肘の関節は「曲げている状態」が続きやすくなり、伸ばしにくくなることがあります。

もう一つ、座るということは足も曲げている状態です。
膝は90度近くに曲がっていることが多いでしょう。

立ち上がる機会が少ない生活が続くと、次第に膝の関節も伸びにくくなることがあります。
膝は就寝時に伸ばしやすい分、肘よりは影響が出にくい場合もありますが、横向きで就寝する方は膝を曲げた姿勢になりやすく、曲がった状態が続きやすいこともあります。

長時間、そして毎日のように同じ姿勢でいると、筋肉の伸び縮みの幅が少なくなります。
特に筋肉は長時間縮んだままの状態が続くと、伸びる方向に動かしづらくなることがあります。
そのため、曲がったままの関節は縮んでいる側の筋肉が伸びにくくなり、こわ張りやすくなります。

予防するには、時々腕や脚の位置を変えることが大切です。
第三者が動かす形でも構いませんので、無理のない範囲で関節を動かしておくとよいでしょう。

ただ、これは痛みが強く出ない場合に限ります。
こわ張りが強い場合(拘縮など)で、動かすと痛みを伴う場合は、痛みが出ない範囲で行う必要があります。

痛みが強いと、体が無意識に力を入れてしまい、関節が動きにくくなることがあります。これは意思とは関係なく起こるもので、認知の症状が強く意思疎通が弱くてもおこります。
そのため、無理をせず慎重に行うことが大切です。

ご自宅での生活が長くなり、関節のこわばりや動かしづらさが気になってきた場合は、無理のない範囲でのケアが大切です。
「どのくらい動かしていいか分からない」「痛みが出るのが心配」という場合は、訪問リハビリや訪問マッサージを利用するのも手です。必要であれば、まずは状況だけでもお気軽にご相談ください。

※本記事は一般的な情報です。状態や感じ方には個人差があります。ご不安な点は専門職や主治医にご相談ください。

関節拘縮

在宅ケア のぞみ治療室

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