江南市で訪問マッサージの活動をしている、
のぞみ治療室の上田です。
年も明けて9日も経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
訪問マッサージは新年4日から始めていますが、訪問先の利用者様から年末年始のエピソードを聞かせてもらっています。
利用者様の年末年始の過ごし方も聞けば色々あります。
自宅に住まわれている方などは、「通所デイサービスがお休みでお風呂に入れない」という方が多いですね。施設に入居されている方などは、特にいつもと変わらないといった感じ。
私の担当する利用者様の話し。
普段は自宅住まいで、年末年始はヘルパーさんが休みになるからショートスティに行く、という方がいます。その利用者様は普段週2~3回デイサービスを利用されているのですが、デイに行く時の話しを聞くとビックリしてしまいます。
片脳梗塞後遺症の麻痺がある方なのですが、デイサービスに行く時は階段を使わなければ外に出られないんだそうです。
私は見たことがないですが、階段しかない団地のような所だと、車イスごと階段を下すことができる物があるんだそうですね。しかし、その利用者さんはそういう物は使わず、自力で上り下りしているんだそうです。
脳梗塞後遺症の麻痺といっても人それぞれで度合いは違いますから、麻痺の程度が低ければ出来なくはないんでしょうが、その利用者様は麻痺が強い方です。室内で歩行訓練させる時もかなり気を使います。その状態で階段を上り下りするわけだから私的にもビックリな事なのです。
その利用者様、年末年始はショートスティに1週間入っていました。
そして、ショートから帰って最初のデイサービスの日。デイサービスには行かなかったんだそうです。実際には行かないんじゃなくて、行けなかったんだそうです。
その理由は・・・
脚に力が入らず、どうやっても階段を下りれなかったそうです。
介助をされても無理だったそうです。
その話を聞いて私は思いました。
普段は私が週3回入ってマッサージの他に歩行もやっていますし、デイサービスがある日は介助されながらも自力で階段を使っていました。それが7日間ショートステイにいる間は、全く歩行することは無かったと。
そうなんです、7日間歩くことをしなかっただけで脚力が落ちてしまったのです。
たった1週間と思われるかもしれませんが、1週間歩かなかっただけで、今までやれていたことが出来なくなってしまったのです。
この事から分かることは、歩行に限らず1週間体を動かさなければ、簡単に体の機能は低下してしまうということです。
そう考えると、医者から安静の指示が出ていたり、痛みが強く動くことが出来ない場合を除いて、手でも足でも今動かすことが出来るのであれば、使って動かさなければいけないということ。
寝たきりでも四肢とも麻痺していなければ、手は動くでしょうし首を動かすことは出来るでしょう?
自分でできるなら自分で、自分では力が弱くて出来ないなら、家族かリハビリの先生かマッサージ師に頼んででも動かした方がいいでしょう。
江南市の訪問マッサージ 在宅ケアのぞみ治療室 脳梗塞後遺症/パーキンソン病/退院後のリハビリ/関節拘縮防止/床ずれ防止/寝たきり防止/ ◆ 営業時間 午前8:30~19:00 ◆ 定休日 日祝日 ◆ メール info@nozomi-ms.com ※ できるだけメールでお問い合わせください。 ※ 施術中は電話に出られません。 ※ 留守番電話に伝言をお願いします。 【主な訪問エリア】 江南市・一宮市・大口町・扶桑町 |
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