寝たきり、仰向けでのポジション構築

江南市と近隣地域の訪問マッサージ。
在宅ケアのぞみ治療室の代表上田です。

寝たきりの人の臥位ポジションって悩みませんか?

寝たきりでも意識がしっかりしていて、自分でベッドのコントローラーを使い動かせる人はまだいいのですが、認知症もあって本当にただ寝かされているだけだと、誰かが動かさない限り永遠と同じ姿勢のままになってしまいます。

最近は介護ベッドも進化しており、エアーマットだったり体の傾きを変化させられるベッドもあるようですが、最終的には家族なり施設職員さんが体の向きを見てあげる必要があります。

今日は寝たきりで多い仰向けでのポジションについて書いていきます。

健康な人が仰向けで寝る場合に気にするのは、枕の高さかマットの硬さくらいでしょう?それさえ大丈夫なら特に違和感なく寝ていられると思います。
でもこれが1時間、3時間、6時間、12時間・・・・・と続いたらどうでしょう?
その姿勢で寝ているのは超絶苦痛なはず。
健康な人が仰向けで寝ていても何ともないのは、無意識に手足を動かし体を動かし違和感のある場所を微妙にズラしているからです。

では同じ仰向け寝を続けた場合、どのような不具合が出てくるでしょうか?
私の場合ですと・・・

  1. 腰が痛くなる
  2. 骨盤や仙骨付近の感覚が無くなる
  3. 首や肩が凝る
  4. 肩の関節が痛くなる

こんな所でしょうか?

健康な人は少しでも上記の症状を感じると、無意識に手足をズラしたり寝返りをうって回避します。だけど寝たきりの人はこれが自分で出来ないんですね。だから定期的な体位変換が必要なのですが、寝る姿勢の基本である仰向けの状態の寝心地を向上させる事も大事なのです。

1、腰が痛くなるのは、腰が反っているからと考えられます。

仰向けの状態で脚をまっすぐ伸ばして寝ると、骨盤が前傾して腰が反ってしまいます。
腰が反ると腰椎が伸展しまい、腰の伸展で腰痛が出る人にとっては辛い姿勢になってしまいます。また、腰が反るということは腰部の筋肉が短縮している状態でもあります。この様な状態が長時間、長期間続けば背部の筋はどんどん硬くなってしまいます。

腰の反りを回避するには?

膝の下に枕を入れましょう。 膝を軽度に曲げることで骨盤が前傾するのを抑えれます。
骨盤の前傾がおさまれば腰部の反りも無くなりますので、反りによる腰の痛みは軽減するかもしれません。

2、骨盤や仙骨の無感覚は骨盤の位置の問題です。

寝ている時の骨盤の状態は前傾でも後傾でもなく、ニュートラルな状態がいいです。骨盤が前傾し過ぎると、仙骨の下の方が強くマットに押さえつけられ鬱血します。逆に骨盤が後傾していると、仙骨上部や上前腸骨棘付近が押さえつけられ鬱血します。

骨盤・仙骨の無感覚を減らすには?

膝を軽度屈曲位にするといいでしょう。
膝を完全に伸展した投げ出した状態で寝ると骨盤が前傾してしまいます。膝下に枕を入れ軽く膝を曲げることで骨盤が後傾し、ニュートラルの位置にすることができます。骨盤がニュートラルの位置なら点で当たる部分を減らす事ができ、床ずれになるリスクが多少減ると思います。
(床ずれ回避は体位変換が基本ですが)

3、首や肩が凝るのは枕と頭の位置の問題。

人間の体は下面にある筋肉(仰向けなら背中側)が緊張しやすい傾向にあります。
仰向き寝の状態では首の後部や上背部などの筋肉が緊張しやすくなります。長期間仰向き寝の状態でいると、筋肉が緊張短縮し後頭部が後下方に引っ張られます。するとアゴは上前方に上がってしまい、下顎が下がってしまいます。寝たきりの人で口が開いてしまう人が多いのは、頭部が後屈して下顎が引っ張られているからです。当然首肩周りも凝ってしまいます。

肩や首の凝りを軽減するには?

頭を軽度屈曲位にし、アゴが軽く引けている感じにします。
あまりに低い枕や中身がヘタった枕は交換しましょう。

4、肩関節の問題は背中の筋緊張で肩甲骨が内転しているのが原因。

肩の関節は元々不安定な構造をしているので、ある程度クッションなどで支えてあげないと違和感を生じやすいです。仰向け寝の場合マット側にある筋肉が緊張短縮しやすい傾向にあるのは書きましが、この時に肩甲骨を寄せる筋が緊張短縮すると肩甲骨は背骨側に引き付けられてしまいます。すると肩関節は胸を張った時の様にマット側に落ち込みます。この状態が長時間続くことで肩に違和感を出しやすくなります。

肩関節の痛みを軽減するためには?

クッションの置き場所を肩関節から上腕の下に入れ、肩甲骨がやや外転(外側に開く)するようにします。肩と腕をクッションで少し持ち上げる感じです。
クッションを脇の間に入れ腕を開かせるのは、かえって肩甲骨を内転(寄せ)させやすくします。また肘や前腕あたりにクッションを入れるのは、テコの原理で肩関節をよりマット側に下げやすくします。
腕の場合、大きめというか長めのクッションで、アームレストの様にするといいかもしれませんね。

それでも同じ姿勢が続けば褥瘡なり拘縮なり起こしやすいので、体位変換は一定時間ごとにする必要はありますね。

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