パーキンソン病について

のぞみ治療室、代表の上田です。

パーキンソン病のお話。
パーキンソン病とは難病指定されている神経変性疾患の一つで、10万人に100人~150人くらいいると言われ、高齢になるほど多くなる疾患です。
私的にはもっと多くの罹患者がいる印象がありますが、パーキンソンの診断を受けていなくても、パーキンソンに似た症状の方も見受けられるのでそう感じるかもしれません。
高齢になると多くなる疾患なので、高齢化社会になりつつある事も関係しているのでしょう。

原因は脳の黒質という所にあるドパミン細胞が減少して起こるとされています。
しかしドーパミンが減少しているのは結果で有り、真の原因とは言えないと思います。
根本的な原因はもっと他のところにあると思いますし、単一ではなくありとあらゆる事が原因になっていると思われるので、原因も不明という事になるのでしょう。食習慣、生活習慣、心理的要因など色々な原因が複雑に絡み合って、それが長い年月を経て出てきたのではないかと思っています。これは現代医学にありがちな「木を見て森を見ず」ではなかなか見つけられないと思います。

3つ特徴的な症状

パーキンソン病には特徴的な症状がありますがその中の3つが、

振戦ー手足の震え

筋固縮ー筋肉のこわばり

動作緩慢ー動きが鈍い、すくみ足

パーキンソン病の方はほとんどこれらの症状がありますが、人によって微妙に訴える症状に差があるように感じます。ある人は腰が曲がって伸びないのが主訴だったり、ある人は顔や頭、首や肩などが異常に強張っていたりします。お話を伺ってみると、気になる部分は人それぞれ結構違う印象があります。

パーキンソン病はその特徴的な症状のため、この病気を知らない人からすると誤解を生みやすい病気でもあります。他人から何か頼まれても、すぐに体が動かずなかなか動作に移せなかったりしするので、「動作が遅い」とか「もっと早く動けないの」とか思われがちです。本人はノンビリしているわけでも言われた事が聞こえていない訳でもないのです。動きたくても体が動かないのです。

あとon-off現象と言って、朝方スムースに動けていたのが、午後になって急に動かなくなったり、さっきまで普通に動いていたと思ったら急に動かなくなったりします。
この辺のことを周りに人はしっかり理解してあげる必要があります。

治療法

残念ながら根本的な治療法は無いとされています。
薬物治療が中心ですが、実際は治療しているわけではなく、対症療法的に症状が出ないように一時的に抑えているだけです。当然薬物ですので飲み続けていると副作用は避けられませんが、そのデメリットを理解した上で上手に付き合っていけばいいと思います。
私の担当する方で、無動状態が酷く思ったように動けなかった方が、処方された薬を飲み始めたらとどこおりなく動けるようになった例もありますし、その反面5年以上薬を服用している方など、薬の効きが悪くなり効果が長続きしない、パーキンソン病そのものの症状より薬の副作用ではないかと思われる症状で悩んでいる方も見えます。高齢の方なら薬もアリかと思いますが、まだ60前後の若い方は、先ず生活習慣を変えるなり食習慣を変えるなり、精神的な要因を排除する事から始めた方がいいような気もします。もちろん自己責任でですが。

パーキンソン病は体が強張って思うように動かなかったりするので、何もしないまま日々過ごしていると活動量が少なくなり体力も低下していってしまいます。このようにならないようにするためには日々のケアが大事になります。
筋緊張が強く強張った体は放っておいても緩んできません。
定期的にマッサージをして強張りを軽減させる必要があります。
体力が低下してしまわないように機能訓練(リハビリ)も必要になってきます。

のぞみ治療室でも複数人のパーキンソン病の利用者様の所へ訪問しています。
週に2回から3回くらいのペースで、マッサージや機能訓練(リハビリ)を行なっている利用者様が多くいらっしゃいます。

頻繁に病院や治療院に通うことが難しい方など、健康保険が適応できれば長期間施術を継続しても負担が少なく済むので、まだ利用されていないご家族様はせっかくこの様な制度がありますので、早く手続きをされるといいかと思います。

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