「〔断薬〕のススメ」
薬の毒を卒業するたった一つの方法
著者 内海 聡
ベストセラーズ


 

日本で悪評高き?人気の医師、内海聡先生の本です。

実はわたくし内海先生の本はこの他にも何冊か読んでいます。
こちらの先生、人によっては好き嫌いがあるかもしれませんね。
私は講演会に何度も出ているので、ご本人の声や雰囲気など結構面白くて笑かしてくれます。

内海先生の本を全て本を読んでいるわけではありませんが、結構読んでいるほうかもしれません。
物事を多角的にとらえて書いてあるのですごく分かりやすいです。

では本題に入って「〔断薬〕のススメ」を読んだ感想です。

ハッキリ言って、薬を止めるための具体的なテクニックは書かれていません。
どちらかというとマインドセット的な話と体験談で構成されています。
断薬の具体的方法を知りたい人には向いてないかもしれません。
テクニックだけ欲しい人には不満かもしれません。
一番必要なのはテクニックではなく思考。
断薬するためにはまず思考を変える。
その辺で気づきを与えてくれるかもしれません。

私自身は余ほどのことがない限り薬は服用しません。
滅多に起こりませんが年に1回ほど後頭神経痛の時に、薬のデメリットを承知した上で消炎鎮痛剤を服用することはあります。
薬は本来「毒」です。
「毒を以て毒を制する」
だから服用も限られた場合に、かつ短期的に使うものと思っています。
急場をしのぐ意味で急性症状や感染症などには有効だと思いますが、慢性疾患だったり予防のために「一生服用してください」的な薬には否定的です。

さて、
私が仕事で関わっている高齢者や障害者の方々は間違いなく薬を服用されています。
病気が無くても血液検査の結果次第で予防的に処方されている事も多いです。
中には明らかに病気の症状より、薬の副作用と思われる症状で悩んでいる人もいる感じです。
私は医師でも薬剤師でもないのでその人にとって薬が必要とか必要ないとかは分かりません。
でも必ずしも必要ない薬もあるんじゃないかとも思います。
「念のために飲んでおきましょう」的なのとか。

ほとんどの人が最初は何の疑いもなく医師の勧めるがまま服用します。
最初は症状が緩和するのでいいのですが、そのうちどんどん薬も効かなくなり他の症状にも悩まされ始めます。
そもそも慢性病に対して治癒させる薬なんてこの世に存在しないのです。
症状を緩和させたり抑えるだけです。

薬は症状を抑えるのが役目。
症状を抑えるだけで根治させるのではない。
もしやむを得ず服用するのであれば、急場をしのいだら服用終了。
一生死ぬまで服用なんておかしいのです。
(本当に必要な人もいるかもしれませんが)

根本的な事がわかってないと

薬 → 治る

という発想になってしまうんですね。

「治る」ではなく「抑える」が正解。

治すのは薬ではなく自分の体が持つ治癒力。

 

私は薬を全否定しません。
必要な時は必ずあります。
「毒を持って毒を制する」
そう、薬は毒なのです。
毒を長期間服用し続けたら病気が治るどころか逆に毒に侵されてしまいます。

だから
「必要な時に必要なだけ服用」
だと思うのです。

これが出来ていれば薬依存にはならないし、そもそも断薬の本なんて要らないでしょう。
こういったことが理解出ていないとどんなテクニックを使っても薬を止めることは出来ない。
病院・病気・薬との付き合い方を、根本的に変えない限り断薬は成功しない。

ここでも先ずは自分の思考や考え方、マインドセットが重要なんだと思わせる一冊でした。

 

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